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【実体験】フランス留学時の住宅やアパートの探し方4選!家賃は?保証人は必要?

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英語講師、心理士、谷川流足圧 踏み師。
各国の面白い出来事や、旅する為の情報を日々書いています。なんやかんやで英語指導暦14年以上。
カナダ留学→英会話講師→世界一周→ロシア→オーストラリアでワーホリ→ロシアの大学で講師業→スペイン→日本 (コロナ)→フランス。

詳しいプロフィールはこちら

 

いざフランスへ留学しようと思っても「現地での住居やアパートを探す」のってめちゃくちゃ大変ですよね!

 

そもそもどうやって探せば良いのかすら分からない、、、

取り合えずネットで適当なアパートを調べてメッセージを送ってみたけど

今はまだ早すぎるので分からない

住宅オーナー

その時期になったらまた連絡してください

住宅オーナー

のように返ってきてどうしたら良いのか分からない、、、

なんて事になっていません?

 

僕もそんな感じで住居探しに四苦八苦してたんですが、、、

9月の大学が始まる時期に合わせて無事にアパートの一室を借りることが出来たので、今回はそんなフランスで住む場所を見つけた方法や実体験4選をシェアしたいと思います!

今後フランスに長期滞在する予定の方の一助になれば幸いです。

※他の方から別の「住宅の見つけ方」を教えて貰えた際には適宜情報を追加していきます

 

 

アパートの探し方と必要書類など

 

フランス留学時の住まいを探す時、探し方はいくつかあります。

現状、僕が実際にやってみたり情報として把握している限りでは以下の4パターンです。

1)現地の知り合いに紹介して貰うパターン【簡単
2)work awayを使うパターン【簡単

3)大学などの寮に入るパターン【ちょっと難しい
4)ネットで部屋を探して契約するパターン【難しい

因みにこれらは上から簡単な順に並べています。

海外でアパートを探す際に1番最初に思い浮かぶ「ネットで部屋を探して契約するパターン」一番手間が掛かり面倒でした、、、

 

↓それぞれ細かく書いていきますので、ご自身に合った手段を見つけてみて下さいね。

 

1)現地の知り合いに紹介して貰うパターン

 

言うまでもなくコレが一番簡単ですよね!
知り合いに紹介して貰うパターン」!

面倒な手続きや書類などをすっ飛ばしていきなり住居契約が出来る、、!!

 

いや、そんな知り合いが居たら最初から苦労せんわ、、、

知り合い居ない系女子

って思いますよね、分かります分かります。

最終的にこの方法でアパートを借りる事が出来ましたが、僕も最初は頼る宛が無く右往左往しながらネットでアパートを調べまくっていました。

 

因みに紹介して貰って最終的に契約したアパートは

・家賃は€300 (約4万5,000円)/月で礼金などは無く、毎月手渡しでok

・家賃に水道光熱費・インターネット代も入っている

・数か月前など事前に通知する義務も無い

、、、という破格の条件。

 

大学が始まる9月よりも前の6月からフランスに行って仕事をし色んな知り合いを作れていたからこそ紹介して貰えましたが、かなりの幸運だったなと思います。

ただ、この「部屋を紹介して貰う」までに色々と試行錯誤しましたのでそれらもお伝えしますね。

 

 

2)work awayを使うパターン

 

住居を見つける2つ目の方法は「work awayを使うパターン」です。

これも比較的簡単です。

 

work away』とは「無料で宿泊させる代わりに働いて欲しい人」「働く代わりに無料で宿泊させて欲しい人」をマッチングさせるサイトなんですけどね。

【work away】公式HP

 

2023年6月に仕事でフランスに行き、そこから大学が始まる9月までこの『work away』を使って現地のフランス人ご家族のお家に滞在させて貰っていたんです。

ベビーシッターをしながら滞在させて貰いつつ、

・学生ビザの申請時に記入する必要がある「現地滞在時の住所

・現地でアパートを借りる時に必要な「保証人

の両方とも、そのフランス人ご家族に協力して貰えました。

やはり現地に知り合いが居るのは心強い、、、!!

 

どちらも日本に居たままでは見つけるのが中々難しいものなので、少し早めにフランスに行ってwork awayをやっていてめちゃくちゃ助かりました。

今回は大学開始時の9月からアパートを借りましたが、相談次第ではこのwork awayでホームステイみたいに滞在しながら大学に通うことも可能でしょう。

 

「work away」は現地のアパートを1から探して見つけるよりは遥かに簡単ですし、日本に居ながら滞在場所を見つけられる方法なのでオススメです!

※work awayに関する記事はこちら

 

 

3)大学などの寮に入るパターン

 

3つ目は「大学などの寮に入るパターン」です。

 

もしあなたが今から行こうとしている大学などに寮があり、事前に申請して入居出来るならそれが良いですよね!

周りに学生が沢山居ますし家賃も比較的安価でしょうし。

 

ただ、僕の場合は9月から勉強するポワティエ大学の寮に申請が出来なかったんです。

6月に現地に行った際に聞いてみると「大学窓口で相談しないと入寮出来ない」と言われ(本当か、、?)、少なくとも事前にオンラインで申請する時には(僕が希望するコースに付随する)寮に関する項目は見当たりませんでした。

 

実際に大学を見に行くと大学周辺に大きな建物がいくつもあり、それらは全て学生寮だったんですけどね。

「実際に申請しようとしたけどやり方が分からなかった」ので【ちょっと難しい】という評価にしました。

 

もし別の大学等に留学する際、入寮できる選択肢があるならそれが良いですよね!

 

 

 

4)ネットで部屋を探して契約するパターン

 

4つ目は「ネットで部屋を探して契約するパターン」です。

 

多くの場合、まずこの手段が頭に浮かぶと思います。

ネットで「フランス 学生 アパート」(←もちろん英語 or フランス語ですよ)などで検索すると色々お部屋の情報は出て来るんですよ。

 

僕も最初そんな感じで検索して、良さそうなお部屋をいくつか見つけてメッセージを送ったことがあるんです。

その時は3月~4月ぐらいで「9月からそちらの部屋に住みたい」という旨のメッセージを送りました。

 

ただ返事が返って来なかったり、「今からそんな時期の事を言われても分からない」「また後で連絡して」みたいな返事ばかりが返ってきました。

後々分かったのですが、フランスでアパートを契約するのって凄く大変なんです。

ほとんどの場合「garant (ギャラン)」と呼ばれる保証人が必要ですし、その保証人に「固定資産税の証明」や「直近3か月分の給与明細」の提出を求めて来たりします。

 

また、人気の地域だと保証人が1人では足りない場合があります。

現地のフランス人の学生でさえ保証人を2名3名と付け、それでも選ばれず契約することが出来ないこともよくあるそうです。

(⇒複数の希望者が居る場合、アパートオーナーや代理店が「どの人に貸すか」を決める。保証人の社会的地位や保有資産によって選ばれる際の有利不利がある)

 

つまり何が言いたいかと言うと、

ネットで連絡して来た国籍も身分も分からない、現地の保証人も居ない外国人がポンッと借りるのは難しい場合が多い

ということです。

 

 

ただ、それでもネット上のお部屋は魅力的に映ります。

6月時点、ネット上で見つけた良さそうな部屋に手当たり次第連絡をしていたら

ご希望のお部屋空いていますよ

エージェント

内見されますか?

エージェント

と連絡が返ってきたことがありました。

 

「これはラッキー!」と思って現地のフランス人の知り合いに一緒に来て貰い、実際に内見しに行ったことがあるんです。

 

 

ネットで探し内見に行ってみた

 

そんなこんなで実際に内見に行ってみた結果、、、

結論から言えば、

・保証人にやって貰う手間が多すぎる

・初期費用が思ったより掛かる

・入居者への対応が雑

という状況だったので諦めたんですよ。

 

当時の状況をざっくりお話しますと、、、、

まずは内見したい日時を予約しフランス人の知り合いと一緒に現地に行きました。

 

約束の時間をちょっと過ぎた辺りでしっかりとしたスーツ姿、でも下はサンダルのフランス人が声を掛けて来ました。

初めまして、Tat様ですね。@@です(←聞き取れなかった)

エージェント

と、握手しました。

 

そこからダダダッとマシンガントークを繰り広げつつマンションの入り口を開けてくれました。

僕はまだフランス語をそれほど理解出来ないのですが、一緒に来てくれていた知人曰く

彼はめちゃくちゃ早口でフランス語を話してるわ、、、

フランス人の知人

聞き取れない部分もちょっとあるぐらい

フランス人の知人

“ビジネスマン”だからね、しょうがないね

フランス人の知人

とのこと。

 

そして衝撃的だったのが、階段を上がって内見する部屋に行く際中に

「シェアハウス」とのことですが、今日は他の住人は居るんですか?

Tat

と聞いたんですよ。

そして返ってきた答えが

知りません

エージェント

の一言でした。

 

(え、住人が居るか知らないの??!)

Tat

(エージェントの方やのに??!)

Tat

予想外の返答にびっくりしているのも束の間、ガチャガチャと音を立てながらそのマンションの一室のドアを開けるエージェントの方。

 

そして急に自宅のドアを開けられびっくりする住人お二人、、、!!

ドアを開けた先には学生と思われる「高身長の白人男性」と「小柄な黒人女性」が居たんです。

 

いやそりゃびっくりしますよね、勝手に自宅のドアが開いて知らない人間3人が居るんですから。

絶対事前に連絡しておく方が良いと思うけど、、、

 

そしてそんな驚いている住人たちに特に挨拶もせず、靴のままズカズカと中に入っていくエージェントの方。

え、何事、、、?!

住人の男性

とびっくりしている住人のお二人。

え、勝手に入って大丈夫なん…?

Tat

とこれまたびっくりしている僕たち。

 

そしてエージェントの方に言われるがままお家の中にお邪魔しました。

住人お二人は察したように自分たちの部屋に帰って行きます(申し訳ない…)。

共有のリビングやキッチン、トイレやシャワールームなどを見せてもらい、僕の目当ての部屋の鍵を開けて中を見せてもらいました。

 

率直な感想としては、「契約した場合に僕が使える部屋はとても広くて綺麗だったんです!

窓もベッドも大きいし、ここで生活するのは気分が良いだろうなと思いました。
(写真は撮り忘れました、、、)

 

ただ共有のキッチンやトイレ・シャワールームなどの水回りが中々のぐちゃぐちゃっぷりで、、、
(共用なので仕方がないんですけどね)

共用のリビングルーム。ここは普通に見えます

 

共用のキッチン。写真では見えていない床の部分に空き瓶やら空き缶やらゴミが重ねてあったんですが、事前に訪問する連絡がなければそりゃ普通に散らかしたままですよね

 

また、エージェントの方は僕たちに対してはとても丁寧でしたが、その部屋の住人に対する対応がとても雑だったのでそこも何だか引っ掛かりました。
(だって碌に挨拶もせずにズカズカ入って行くんですぜ、、、?)

一緒に来てくれていたフランス人の知人も

これはあかんわ、、、、

フランス人の知人

とびっくりしていたぐらい。

 

そんなこんなでザザザッと部屋や設備の説明を受け、家賃や初期費用が掛かれた紙を渡されました。

何か質問はありますか?

エージェント

とにこやかに聞かれ、少し会話をしてササッと終了。

その間およそ5~10分ほどでした。

 

では契約ご希望ならまたご連絡下さい!

エージェント

と言い放ち、颯爽と車でどこかに行くエージェントの方。

 

“ビジネスマン”だからね、、、

フランス人の知人

色んな意味の籠った言葉を放つ知人と僕の気持ちは同じでした。

 

因みになんですが、内見に行く前に

お部屋を契約する場合はこれらの書類を送ってください

エージェント

と、そのエージェントさんが送ってくれたメール内容がこちら。

フランス語で書かれていますが、みんな大好きGoogle翻訳さんを使ってざっくり訳すと

契約には以下のものが必要です。

自分
・身分証明書(パスポート)
・学生証または何かしらの研修、学習への証明書

保証人(garant)の
・IDカード(パスポートなど)
・直近3か月分の給与明細
・固定資産税を証明できるもの
・Last imposition opinion(←これが良く分からん、、宣誓書みたいなものかと認識していますが…)

もし保証人を見つけるのが難しい場合は、以下の保証会社で保証してもらうことが可能です。

というような内容。

 

やはり「保証人」に用意して貰わなくてはならない証明書がちょっと大変、、、!

パスポートは良いとしても、
・給料明細3か月分
・固定資産税の証明書(←つまり基本的に不動産や何かしらの固定資産を保有していることが前提??)

などはやはりお願いし難いものがあります。

信頼関係が無い相手には、見せたり預けたりは出来ない書類なんじゃないかなと思います。

 

 

ネット経由の部屋は初期費用も結構掛かった

 

因みに費用に関してなんですが、この部屋の家賃は€420(約6万3000円)/月でした。

シェアハウスとは言えフランスで考えるならまぁまぁお手頃な家賃かなと思います。
(一緒に来てたフランス人知人は「この場所でこれは高いなぁ」って言ってましたけども)

 

ただ、これに加えて

・エージェントへの礼金:300ユーロ(約4万5000円
・デポジット(保証金):350ユーロ(約5万2500円

も初期費用として掛かってきます。

家賃と合わせると、初月に掛かる費用は16万円ほど。

日本で部屋を借りようと思うと30万円ほど掛かりますし、それに比べれば安い気もしますが、、、、

留学で行く身分としてはもう少し抑えたい所。

 

そもそも保証人と書類、初期費用をクリアしてもそこを借りられるかは確定ではありません

どうしても気が進まず結局ここは借りませんでした。

 

 

知り合いに紹介して貰った

 

そんなこんなでアパートを探していると、協力してくれている知人が

アパートの一室を貸し出している友人が居るけど、見に行く?

フランス人の知人

と連絡をくれました。

 

行く!!!

Tat

とすぐに連絡し、内見しに行かせて貰ったんです。

 

実際に行ってみると

・閑静な住宅街(団地?)

・家の目の前にはプール

・1つの家の中に3部屋あり1室は僕、1室はオーナーが使う

・バスルームやキッチンは共用

・家賃300ユーロ(約4万5000円)/月のみ、謝礼金など一切なし
(本当は必要だけど知人紹介なら礼金とか要らない要らない!とのこと)

光熱費やインターネット代も家賃に含まれている
(これが凄い!)

退去時の事前通達も必要なし
(他のアパートだと普通は退去の最低2か月前には通知義務があるんですって)

という感じ。

 

アパートの目の前のプール。共用で好きに使って良いみたいです

 

キッチンがこちら。調理コンロの真下に洗濯機があるという変わった設計

 

バスルーム。何故か画面外の左右にシャワーが2か所ありました。それぞれ別々に使うんやろか、、、?

 

写真の中に見える建物がそれぞれアパート(団地?)になっています

 

僕が使わせて貰えるお部屋。生活するには十分!

 

そんなこんなで1時間ぐらい掛けて説明して貰ったり雑談した後、

9月からここ使わせてください!

Tat

とすぐに決めました。

取り合えず無事に住まいを確保出来て良かった、、、

 

 

余談ですが、このオーナーは空手の先生なんですって。

で、色々話を聞いていると彼が空手を教えている道場では他の格闘技も習うことが出来るみたいなんです。

実は僕、学生時代から数えて5つぐらい武道や格闘技経験がありまして、、、

これにはテンションがめちゃくちゃ上がりました!!

 

取り急ぎ、9月から

・合気武道合気道をもっとアクティブにしたやつらしいです)
・古武道
・システマ(ロシア軍用格闘術のアレですね。実はロシアでちょっと習ったことがあります)

を習ってみようかなと思ってます、ふふふ。

滞在予定の地域であるポワティエスポーツで有名な街なのでこういう格闘技も充実してるんですね。

楽しみ楽しみ!

 

 

まとめ

 

以上、「フランス留学時の住宅やアパートの探し方」に関するお話でした!

 

どうしても留学時、特にフランスは住居を見つけるのが大変な場合が多いです。

最終的には紹介して貰えましたが、それまでは僕もめちゃくちゃ手間と時間が掛かりました。。。

 

ただ世の中には色々な手段と解決策がありますので、何とか切り抜けていきましょう。

またフランス関連の情報があれば記事にまとめてお届けしますね。

 

 

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英語講師、心理士、谷川流足圧 踏み師。
各国の面白い出来事や、旅する為の情報を日々書いています。なんやかんやで英語指導暦14年以上。
カナダ留学→英会話講師→世界一周→ロシア→オーストラリアでワーホリ→ロシアの大学で講師業→スペイン→日本 (コロナ)→フランス。

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