【給料明細】オーストラリアでファームの仕事をするにあたっての給料はどんなもの?【公開中】
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カナダ留学→英会話講師→世界一周→ロシア→オーストラリアでワーホリ→ロシアの大学で講師業→スペイン→日本 (コロナ)→フランス。
どうも、Tatです!
早いものでバナナファームで仕事を始めてから2週間。
一緒に働き始めた日本人が一人クビになったり、
一緒に働いていたウチのグループのボスである韓国人とファーム暦30年のオーストラリア人のおっちゃんが喧嘩して二人ともクビになったり、
今日シェアハウスで一緒に住んでいる韓国人3人が急に他のシェアハウスへ移動になったり、、、
2週間で色々なことが起きていますが何とかやっています。
さて、今回は何の話をするかと言いますと、ざっくり言えば給料明細を公開してしまおう!という話です。
他にも様々な方がブログでワーホリでの給料に関して書いていらっしゃいますが、僕も可能な限り生きた情報をお届けしたいと思っていますので今回まとめてみました。
時給は日本と比べて確かに高い
オーストラリアでワーホリをする際、多くの場所の給料が週払い制になっています。
僕が居る所は月~土曜日まで働いた分が次の週の木曜日に支払われ、明細は給料日にメールで届きます。
ではさっそく、バナナファームで働き始めてから最初の給料明細がこちら!
画面右側の
赤い枠(721ドル:約5万7680円)が総支給額
青い枠(440ドル:約3万5200円)が手取り額です。
画面左側の①~④の説明をしますね。
①労働時間×時給=総支給額
今回の場合だと、32.58時間労働×時給22.13ドル=721ドル という計算になります。
因みに仕事開始した初日はトライヤルという事で一切給料が発生しません!9時間労働しましたけどね!!
んで先週は月~木曜日は9時間労働、金曜だけ昼間までだったので5時間労働。
初日はカウントしないので、9時間×3日間+5時間=32時間 という内訳です。0.58は何故付いているか謎ですね、、、
5日間働いて(1日タダ働き)721ドル:約5万7680円。
今週(2週目)以降は1日8時間×4日間(月~木)+5時間(金曜)=37時間なのでもう少し給料が増えるハズ!
②シェアハウスの宿代
ウチは仕事を斡旋している韓国人のコントラクターがシェアハウスを沢山所持しており、そのコントラクターに仕事を貰う場合は彼女の所持するシェアハウスに住む事になっています。
宿代は一律195ドル/週(高い!!)で、毎週の給料から天引きされます。
因みになんですが、このコントラクターと面接をした時に一緒に面接を受けていたとある中国人の男性が
仕事を紹介して欲しいアル!!でも今はゲストハウスに滞在しているからシェアハウスには移動しないアルけどね!!
とある英語が拙い中国人
と言っていたのですが、全く相手にされず帰らされていました。
家賃収入を期待出来ないのに何で仕事紹介しなあかんねん!って感じなんでしょうね。
話が逸れますが、聞いた話だとコントラクター17棟ぐらいシェアハウスを持っているようです。
夏(11~1月)に向けてどんどん入居者は増えていくでしょうが、現在10棟埋まっていると仮定して。
1つの家に最低5人は居るので、コントラクターの懐に195ドル×5×10=9750ドル(78万円)が毎週入ってくる事に。。。
しかも入居時、195ドルに加えて2週間分の家賃をデポジットで払うので、ざっくり計算ですが毎月500万円ぐらい家賃収入で入ってるんじゃないですかね、、、
シェアハウス、、、ええビジネスしてらっしゃるぜ、、、!
③税金
さて、ここが一番謎なところなのです。
因みに計算が細かいので、この項目は読み飛ばして貰っても全然大丈夫です。
要は「思っていたよりも税金を引かれていないけど、どういう算出方法で引かれているのか分からない」って話ですので。
現状ワーホリで働いている(6ヶ月以下)外国人に対しての税率は32.5%なのです。
これが後からタックスリファウンドで帰ってくる部分ですね。
721ドルに対しての32.5%なので250ドル程度の天引きを覚悟していたのですが、何故か86ドル、、、
手取りの440ドルに対してだと86ドルは約19.5%なので、居住者扱い且つ年間収入が$18,201~$37,000で計算されているのか、、、?
でも給料明細のannual salary(年収額)には$46,030.40って書いてあるしなー、、、うーむ、謎です。
④個人年金
これはスーパーアニュエイションといって、給料に対して9%の額を雇用主が従業員に積み立てるお金です。
「給料で貰うお金」+「ワーホリ後じゃないと引き出せないけど、給料とは別に雇用主が積み立ててくれているお金」ということですね。
ワーホリ後、銀行口座を凍結するとこの積み立てていたお金も戻ってくるのでちょっとしたボーナスのような感覚です。
じゃあ1週間生活する際の費用は?
さて、実際に働いてみて貰える給料は上記の通り。
今回お見せしたのは第1週目の明細なので少なめですが、2週目以降は「総支給額ー家賃・税金」⇒手取りがおよそ550ドル(約4万4000円)程度になると思います。
税金で引かれるのは凡そ100ドル(約8000円)。
なので、ざっくり計算すると1ヶ月で手取りが2200ドル(約17万6000円)+税金で返ってくる分400ドル(約3万2000円)。
ファームによって働く時間は違いますし「もっと働きたい」と言えば働かせてもらう事も可能ですが、実際に毎月自分の口座に入るのは約17万円。
現状、お酒もタバコも買わない僕が1週間で使う出費(ほとんど食費)は100ドル(約8000円)もあれば足りるので手取りで残るお金(=貯金に回せる額)は凡そ1800ドル(約14万4000円)。
一番安いタバコが40本入りで30ドル(約2400円)以上。箱は高いので皆紙タバコを買って自分で作って吸っています。
いかがでしょう?
給料の額だけ見たら別にそんなに稼げるものでもないですよね。
日本でアルバイトするのとそれほど変わらないかもしれません。
もっと稼げるもんかと思っていたんですけどねー!
もちろんメリットもありますよ!
良い経験になるし、英語に囲まれる環境ですし、色んな友達も出来ますし、何より痩せる上に筋肉が付いてムキムキになります!!(ファームに限りますけど)
場所にも拠りますけど、他のファームの人の話を聞いていても割と気楽~に働ける場所が多いですし(仕事に慣れたら、ですけど)
ただ、今回の僕のように「お金を稼ぐ」事を主な目的にして来る方には『絶対にオススメ!』というものではないかもしれません。
オーストラリアに来る為の出費も当然ありますし、なんやかんやで仕事が始まる前に買う物もあるので。
オーストラリアまで来て仕事に付くまでの出費≒1~2ヶ月分のファームの給料(15万~20万円)
という感じではないでしょうかね。大体ですけど。
ただ数ヶ月~1年、もしくはセカンドビザを取って1年以上居る方や学校に通ったり英語の勉強をする方にはとても良いと思いますよ。
まとめ
以上、「ワーホリの生の情報を伝えたいし給料明細を晒しちまおうぜ!」でした!
今後オーストラリアにワーホリしようかなと思っている方の参考になれば何よりです。
何か知りたい事があればお気軽にご連絡下さい。いつでもうぇるかむですよー。
そういえば最近、少しずつ懸垂出来る回数が増えていってます、、、
目指せ、ムキムキマッチョ!
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