TOEICって実際海外で通用するの？世界中の友達２１人に聞いてみた！

 

どうも、座右の銘は「”ツバメの巣”って皆ありがたがって食べるけどアレよそ様の自宅でっせ」、言語教育屋Tatです！  

 

 

さてさて、皆さんTOEICっていう英語のテストはご存知ですか？

よく聞きますよね、トーイック。

 

 

日本ではとってもメジャーで英会話学校に通う子達が受けたり就活やキャリアアップの為に受けたりするこの人気のテストですが、実際のところ海外でどこまで通用するのか・認知されているのか気になりません？    

 

ご存知の方も多いと思いますがTOEICって文法・リーディング・リスニングの問題があるんですが全て４択なんです。

そんな適当に書いても４分の１は正解しちゃうテストが実際にどこまで役に立つのか、学生時代から疑問でしょうがなかったんですよ。    

 

 

んで、今回はせっかくなんで世界中旅していた時に知り合った友達や英会話講師時代からの持ちうる人脈を駆使して外国人の友達や実際に海外に住んでいる人達に、自分の国でのTOEICの認知度はどんなものかを聞いて回ってみました！

 

    ついでにTOEFL(トーフル)、IELTS(アイエルツ)という海外に留学する為によく使われる国際的な英語テストの認知度も聞いてみましたのでご覧くださいな！        

 

 

アメリカ・カナダ

 

まずは、かつての自分に英会話を教えてくれた先生、アメリカ人のジェームズに話を聞いてみました。  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、今回２１人の友人知人に聞いてみた中でこの会話が一番衝撃でした。

 

“国際的に認知されている英語のテストをアメリカ人が知らない”という事ですね。  

 

 

一般的にTOEFLはアメリカへ、IELTSはイギリス・ヨーロッパ系への留学に必要なスコアだと言われているのでアメリカ人は当然TOEFLのことを知っていると思っていたのですが、意外と内地の人は知らない人も居るみたいです。

 

僕たちが日本語能力検定の事をあまり知らないのと同じでしょうかね。    

 

 

 

他のアメリカ・カナダ在住の人にも聞いてみた！

 

 

 

 

 

 

 

 

因みに僕が６年ほど前にカナダに居るとき、向こうの大学やレベルの高いコースに進むにはTOEFLもしくはIELTSがのスコアが必須でしたがTOEICのスコアは一切使いませんでした。

 

TOEFLは４時間もパソコンと睨めっこしながら、スピーキングのテストもマイクに向かって話さなくてはいけない・周りの声が聞こえて焦ってしまう等々結構大変なのですが 、IELTSはスピーキングは実際の人間との会話でのテストなのでやりやすく対策もまだ取りやすいので当時から人気になってきていました。    

 

 

程度に差はあるでしょうが、アメリカ・カナダでは  

・どのテストも英語のネイティブスピーカーにはあまり認知度が無い。
・英語以外の母国語の人間がアメリカ・カナダに進学・就職する際にTOEFL・IELTSを使う 
・TOEICはほとんど認知されていない  

 

という事が言えますね。

 

 

ではではお次は中東の皆さーん！      

 

 

中東

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三者三様というような状況ですが、一人目のHadiはサウジアラビアの大学教授、二人目は旅人、三人目は学生（全員英語が話せる）という所を考えると  

 

「中東では英語をコミュニケーションツールとして以上に勉強している（海外に入る為に高い英語力が必要etc）人達の間ではTOEFL、IELTSは多少知られている。TOEICは皆無。」    

 

と言えるでしょうか。      

 

 

お次は日本も含む、アジア圏のみなさーん！

 

 

アジア圏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なるほどなるほど、  

 

「アジア圏ではTOEICは人気で各国内の大学や就職にも使われている。海外に行きたい人達はIELTSでスコアを取ろうとする」  

 

ようですね。 日本と同じような感じなんでしょうかね。    

 

 

 

お次は所変わって、北欧・ヨーロッパ圏のみなさーん！      

 

 

 

北欧・ヨーロッパ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なるほど。

先ほどのスリランカ在中の方のお話からもあるように、  

 

「北欧・ヨーロッパ圏ではイギリスに留学・進学するならIELTS。他はTOEFL。TOEICは相変わらず認知度があまりない」  

 

と言えそうですね。    

 

 

次にオーストラリアのみなさん！      

 

 

 

オーストラリア

 

 

 

 

 

 

 

 

やはり英語が母国語のオーストラリアではどのテストもそれほど浸透していないようですね。 ただ、  

 

「どのテストも認知度が低いが、オーストラリアの学校やスチューデントVISAを取りたいならTOEFLのスコアが必要」  

 

と言えるでしょうかね。    

 

 

最後におまけでモロッコのみなさーん！

 

 

 

モロッコ（アフリカ大陸）

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、全く役に立たない貴重な情報ありがとうございました！

 

モロッコやアフリカはフランス語とアラビア語が母国語の所が多いしヨーロッパが近いのでもっとIELTSの認知度があるかと思ってましたが、そうでもないみたいですね。      

 

 

 

まとめ

 

以上で総勢２１名の皆様にご協力頂きました！

 

今までの情報をまとめると、

 

TOEIC : 日本を初め、タイ、ベトナム、台湾、韓国などのアジア圏で人気。アメリカの日系企業等で多少認知がある  

TOEFL : 英語が母国語じゃない人達が国外の大学などに行く際に使用される主な英語スコアの一つで、アメリカ・カナダ・オーストラリアなどへの進学等に使われる。  

IELTS : 世界中で最近人気が出てきている。イギリスに留学するならTOEFLよりもこっち。  

 

 

というような感じでしょうか。

今回協力してくれた方々はそれぞれが個人の意見でお話してくれたので、これらがその国での絶対的な情報ではありませんが何かしら参考になれば幸いです。    

 

 

こうやって色んな国籍の人に聞いて改めて思うのは、いきなり「海外で仕事する！」とか「取りあえず海外で英語勉強してくる！」と、単身で海外に行けるような方だとTOEICはそれほど必要ないかもしれませんね。

 

 

ただ、当然日本の企業に就職する際はTOEICのスコアは重視されますし、韓国を筆頭にアジア圏での認知度が高いのでアジア圏の企業で働きたい場合もTOEICのスコアはあるに越したことはないようです。    

日本の企業がこのスコアを重視するのは、「英語の知識・能力があるか」を見る目的もありますが、「コツコツ努力を重ねられる人間か」を見る指標にしているんですって。

 

 

TOEICは努力すれば点を取れる（暗記、読解・聞き取り練習→実践と反復練習で画一的に点を取れるもの）なので、TOEICのスコアが高い＝努力できる人　と認識されるのです。  

 

 

因みに色々なTOEIC用のテキストを本屋で見かけますが、もし本気でTOEICのスコアをあげたいならスタディサプリENGLISH パーソナルコーチプラン がめっちゃ良いですよ！

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良かったらぜひお試しあれ。

 

 

 

ではでは！