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将来の夢は何?「夢を持ち続ければ叶う」ってのは意外と現実味があるらしい

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英語講師、心理士、谷川流足圧 踏み師。
各国の面白い出来事や、旅する為の情報を日々書いています。なんやかんやで英語指導暦14年以上。
カナダ留学→英会話講師→世界一周→ロシア→オーストラリアでワーホリ→ロシアの大学で講師業→スペイン→日本 (コロナ)→フランス。

詳しいプロフィールはこちら

 

皆さん「」ってあります?

 

 

将来叶えたい夢。

 

日本でもロシアでも「特に夢は無い」って生徒が沢山居るのがちょっと残念ですが、夢は無いよりある方が良いと思います。

頑張る目的があると、とっても生きやすい。

今無いなら「叶えたい夢を見つける」というのを目標にして色々経験して見ればいいですしね。

 

さて、話は変わりますが今回書きたいのは「回りまわって夢は現実の物になるんじゃないか」って話。

因みにとっても私事なので乱雑乱筆はご愛嬌。

今、将来特にしたい職業も無く、でも何となく自分に向いてる仕事につけたらいいなーなんて漠然とした思いを抱えている貴方に読んで欲しいです。

 

 

 

子供の頃の夢は現実によって打ち砕かれた

 

因みに、子供の頃に持っていた夢って覚えています?

 

僕の子供の頃の夢は「パン屋になること」でした。

何ででしょうね、何かしら憧れを抱いていたような覚えがあります。

 

結構長い間この夢を持っていたのですが、僕が中学生の時に”トライやるウィーク“という職場体験学習みたいなものでとあるパン屋さんに実際に行って働けることになったのです

神戸の人間なら誰でも経験したことがあると思いますが、一週間学校を休んで実際に仕事のお手伝いをさせて貰うというこの魔の1週間タダ働き素敵な社会勉強。

 

 

実際に職場体験してみた所、夢のパン屋!ってことで意気揚々として行ったのは2日目まで(全部で5日間)。

本当の仕事としてのパン屋の大変さと退屈さ。

子供心に仕事って大変なんやな、、、と思った瞬間、「パン屋になること」という夢は無くなっていました。

 

想像していた理想像が現実を知ることで壊れた瞬間です。

 

 

やりたい事ってのは突然思い浮かんだりする

 

そんな感じで叶えたい目標が無くなってから数年後、大学2回生の時に受けていたドイツ語の講義中に新たな夢が見つかりました。

 

そのドイツ語の講義中、先生は常に笑顔ですごく楽しそうに授業をしたのです。

 

ほら見て!こういう意味なんだよ!ドイツ語なんて超簡単でしょ?!

とあるドイツ語の先生

 

 

 

塾の講師のアルバイトが楽しくて仕方がなかった当時、ふとその先生と自分を重ねて見たときに胸の鼓動が高まったのを覚えています。

「この先生みたいに楽しみながら大学で仕事したい、、、!!」と。

 

 

それから僕の夢は「大学で英語講師をする」になりました。

小・中・高校で先生になるのは免許が必要ですが、大学での講師業は免許不要です。

もちろん英語の高いスキルは必要ですし、最低限海外の大学院は出ている必要がありますが、「今から頑張って海外の大学院に行けば成れる!」というのも動機に繋がりました。

 

そして何より大学で講師をするのは他の仕事に比べて自由があるのが魅力的でした。

在学中、色々な英語の先生に話を聞くと大学で働きながら本を出版した先生予備校で働きながら大学でも講義を持っている人など多様でしたし皆さん楽しそうに働いていました。

 

 

 

 

目指せ大学での英語の先生!っていう大きな目標も、、、

 

そんなこんなで大学での英語講師を目指し、更に英語の勉強に力を入れました。

ありがたい事にカナダに留学させて貰い、しかも丁度良いタイミングでTESL(第二外国語として英語を教えるスキル)のコースがカナダの大学で開始されたので申し込み、TESLを取得しました。

一日8時間以上、ネイティブのカナダ人達が話しまくっている中に入って内容を聞き取るのはエゲツつないぐらいの修行でしたが。。。笑

 

そうこうして帰国後、お金を貯めるのと経験の為に英会話学校に就職。

当時就活なんて一切せずに電話で直接申し込んで面接、研修を受けさせて貰い、とんとん拍子に就職出来ました。

 

が、やはり実際の仕事はまぁ大変。

今思えば社会の荒波に揉まれながらいい経験をさせて頂きましたが、毎日本当に辛かったのを覚えています。

 

 

 

そうこうしつつしばらくして英会話学校の仕事を退職したのですが、その時僕には目標なんて何もありませんでした。

 

二度目の、理想が現実に打ち砕かれた時です。

 

 

正直に言うと、その英会話学校で働くのが嫌で仕方ありませんでした。

それに伴って、「大学で英語の講師として働く」という目標も薄れて行きました。

英語を教える事を仕事にしたくなくなったのです。

 

今まで将来のビジョンとして持っていた 目標が無くなってしまって、何をしたらいいか分からない。

必死に勉強していた英語の知識も使い道がなくなったら意味が無い、、、そんな事を考えていたんです。

 

 

 

固執が苦しみを生むなら、「全部なんとかなるやろ」と全ての固執を捨ててみた

 

「これがやりたい!」と思っていても、自分の考えている理想と現実のギャップを目の当たりにすると人間の心は簡単に挫けてしまうようです。

 

じゃあ、一度「これがやりたい!」「こうあるべきだ!」を全部捨てたらどうなるでしょうか?

現実を現実として直視し、まだ見えてない将来や問題を不安がるのではなく、実際に問題が起こったときに初めてその問題の事を考えればぐっと不安はなくなります。

 

とりあえずやりたい事をやってみて、何かあればその時に考える。って感じですね。

 

 

仕事を辞めたあと、勿論大きな不安はありました。

でも何も目標が無いなら取りあえずやりたい事をやってみれば良いんじゃね?と思い、世界一周放浪しようと思ったのです。

仕事を辞めた時から半年後にフランスで友達が結婚式をあげることになっていたので、「じゃあ半年後にフランスに行く。それ以外は気の向くまま旅しよう」という感じで世界一周を開始しました。

 

旅している最中になんやかんやと色々な縁があって、ロシアの英会話学校で日本語講師として働くことになりました。

 

因みにロシアではアニメ漫画が大人気、且つVISAの関係で日本人は入国しにくいんですね。

学生としてならまだマシですが、働く日本人なんて滅多に居ない。

つまり”日本人である“というだけでとても需要があるのです。

 

ですので、ありがたい事に日本語を勉強したいという生徒達はもちろん、街で一番大きな図書館での日本語イベント開催の話を頂いたり、公立の学校や大学に招待して頂いて授業をしたり、「一緒に写真を取って下さい」と色んな人達から言って頂けます。

 

 

そんな中、ふと思ったのです。

昔大学で講師をしたかったのは、楽しそうなドイツ語の先生に憧れたのもありますが、「比較的自由に働ける事」が大きな理由だったな、と。

そして今、英会話学校で働きながら色々な呼んで頂いた先でも報酬を頂けている事、しかもこっちから無理に営業で行なっているのではなく、招待された上で喜んで頂けているのでストレスも全くない。

 

 

これって、働く場所や教科は違えど、本質的に「講師として自由に働く」という意味で夢が叶っているんじゃ、、、

 

 

と思ったのです。

 

 

平和に生きられている内は、幸せ不幸せは自分の見方次第でどちらにも転がるような気がします。

全くお金が無いですし、一年の内の半分以上はロシア人の彼女と遠距離恋愛になってしまいますし、日本ではコレといった確定した仕事も無いですが、 なんとかなるんじゃないでしょうかね。

 

 

意外と今までの人生、到達したい目標には回りまわって行けているような気がします。

最短ルートで進んで行っているように見えて途中で挫折して。でもそこから遠回りしたら実は目標のすぐ近くにいた、そんな感じ。

 

もちろんアホほどしんどい時もありましたし、死んだ方がマシってもの何度かありましたけどね。

それでもありがたい経験ですね。

 

 

まとめ

 

なんだか色々書きましたが、要は「やりたい事」っていうのは必ずしも職業の名前では無いよって事が言いたいのです。

本質的に「何をしたいのか」が大事。

学校の先生になりたいとして、じゃあ先生になってから何をしたいの?何をしたいから先生になるの?というように、目標としている職業に就いた後、そこで何をしたいのかを少し考えてみて下さい。

 

今存在していない職業だとしても、貴方がこんな風になりたいなという思いがあるなら新しい職業を創ることが出来るんですよ。

 

意外と世界は広くて狭いです。結構なんとかなります。

色々経験してから決めても遅くはありません。

何となくでロシアに行って働いて、そこで心地いい場所ややりたい事を見つけたって構わないんです笑

 

やりたい事への思いを持ち続けていれば、回りまわってそこへ到達出来るようですよ。

思っている形とは違っていたとしてもね。

 

 

そんなこんなで今回はお仕舞いにしたいと思います。

理想的でなかったとしても、貴方の叶えたい目標が本質的に叶いますように。

 

 

ではでは!

 

 

 

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