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バナナファームで働いて早くも一週間。実際にワーホリで働いてみた感想とファームジョブをゲットするまでの流れ

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英語講師、心理士、谷川流足圧 踏み師。
各国の面白い出来事や、旅する為の情報を日々書いています。なんやかんやで英語指導暦14年以上。
カナダ留学→英会話講師→世界一周→ロシア→オーストラリアでワーホリ→ロシアの大学で講師業→スペイン→日本 (コロナ)→フランス。

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どうも、Tatです!

 

2016年10月30日からオーストラリアのケアンズという街から車で一時間ほど南に下ったところにあるInnisfail(イニスフェル)という町のバナナファームで働いています。

今日で丁度一週間目。

今後オーストラリアにワーホリで来たい、ファームで働きたいという人の参考になればと思い現状を書いて行こうと思います!

 

 

 

ケアンズに来てからファームの仕事をゲットするまで経緯

 

そもそも「どうやってファームの仕事をゲットするの?」という疑問はワーホリに興味がある人なら誰でも持つと思います。

僕もケアンズに来て最初の一週間はずっとネットで見たり人に聞いたり、人に紹介して貰ったファームに電話したり直接ファームに行ったりしましたが全く仕事を得られませんでした。

 

「まぁでも焦っても仕方がないか」と思いつつマイペースに仕事を探していた所、、、

ケアンズに来て2週目の火曜日、オーストラリアの銀行口座を作るためにANZという有名な銀行を訪れたのですが、そこに日本人女性の銀行員の方が居らっしゃったんです。

色々と口座の説明を聞いたりしていて、話の延長上で「今ファームの仕事を探している」という話をした所、その銀行員さんの知り合い(以下、Nさん)が前にとあるファームで働いていた、しかもNさんは今そのファームのボスと仕事を探している人のパイプ役をしているから紹介しようか?と仰る訳ですよ!

 

これはチャンス!

 

話を通しておいて貰うようお願いし、Nさんの電話番号を教えて貰って、Nさんにその晩電話しました。

Nさんも日本人女性。紹介してもらうにあたって基本的な情報に加えて「どのぐらいの期間働くつもりか」「身長・体重」「運動経験があるか」などを重点的に聞かれました。

 

期間に関して、ファーム側は最低4ヶ月は働いてほしいらしいです。

ワーホリのセカンドビザが3ヶ月で取れるので、やはり3ヶ月で辞めてしまう人が多いんですって。

 

季節限定の果物なら短期で良いんですが、今回紹介してもらうのはバナナファーム。

バナナは一年中仕事があるので最低4ヶ月は働く意思がないと取って貰えないらしい。。。

そんなに長く働く気は無かったのですが一応4ヶ月と伝えました。

 

 

身長・体重に関しては、バナナファームは結構大きい木が多くあまり背の低い人だと仕事が出来ないため、最低173cmは欲しいそうです。

必ずしもではないですけれど、ある方が好ましいみたい。

 

運動経験は部活とか職歴とか、何せ身体を動かす経験をしていたかが大事だそうです。

一週間働いてみて分かりましたが、まーやっぱり大変ですよ!ずっと炎天下の中身体を動かし続けるので汗も出なくなるぐらいですしね。

2週間超えてくると慣れてくるみたいなんでもうちょっと頑張ります。

 

 

因みにここイニスフェルでの話ですが、クモックという有名な韓国人女性が居るんですよ。

その人はコントラクターという「ファーム」と「ファームで働きたい人」を繋ぐ仕事をしていて、多くの日本人や韓国人がその人経由でファームの仕事をしています。

クモックの下で働いている日本人は結構居てFacebook等で宣伝しているので、オーストラリアでファームの仕事をしたい人はFacebook上でそういう人や宣伝を見つけてコンタクトを取れば意外と簡単に仕事を貰えるみたいですぜ。

今回Nさんはそのクモックと僕の仲介をしてくれたのです。

 

 

Nさんに「クモックに雇ってくれるかを聞いてみるので少し待っていて」と言われ、適当にのんびりしていると2~3時間後にNさんから電話が。

 

「仕事、okだって!来週の月曜から働いて欲しいってさ!」

 

 

おおおおおお!マジですか!!!ありがとうございます!!!!

と、いう感じでファームジョブへの一歩を踏み出したのです。

 

 

 

 

イニスフェルのシェアハウスへ移動

 

さて、Nさんの大きな助けがあって仕事をゲット出来たのが火曜日。

その次の週の月曜日から働ける事になったのですが、当然ファームに行く前にイニスフェルに行き、更に滞在するシェアハウスに移動しなければいけません。

 

ただ3日後の金曜日、とある日本人男性の友達がケアンズで裁判を受ける予定で、そこの通訳を頼まれていたので裁判が終わるまでは移動できなかったのです。

なのでNさんに「金曜の夕方@時頃にイニスフェルに行きます」という連絡をした所、「イニスフェルで一番大きいスーパーの前に着いたら連絡して下さい」という風に言われました。

 

当日、イニスフェルに行く前にとある方から電話番号が書かれたメールが届きました。その方がスーパーで僕を拾って下さるとの事でした。

裁判が終わって友達の車でイニスフェルまで送ってもらい、その方に連絡した所、、、いらっしゃいましたよ!超マッチョな男性が!上半身裸で!笑顔で!!

 

お話を聞くと、もう4ヶ月ほどイニスフェルのファームで働いている28歳の日本人男性の方でした。めっちゃマッチョ!

その方にスーパーのすぐ近くのシェアハウスまで送って頂き、取り合えず宿に到着。

 

 

先ほどコントラクターのクモックという韓国人女性の話をしましたが、実は彼女は20棟近くの建物を所有しており、そこをシェアハウスとして貸し出しています。

どのシェアハウスも一人一律AU$195/週で貸しているんですが、まぁ割高です。日本円で16000円/週ぐらいですかね。

 

その土地土地によりますが、例えばケアンズだったらシェアハウスの相場が安くてAU$105/週、高くてAU$180/週ぐらいですかねー。

しかも入居の際にデポジットとして2週間分を先に追加で渡さなくては行けないのでAU$195×3=AU$585 (約4万6800円)を現金で払う!!一括で払うには中々の金額です、、、

 

ただ、割高ですがコレには毎日のファームへのピックアップ代も含まれています。

ピックアップ代:通常、町からファームまでは距離があるため車を持っている人にファームまで乗せて行ってもらう(往復)。その際にピックアップ代として毎日5ドル~7ドル支払うのが相場

 

AU$140/週の宿に居てもピックアップ代7ドル×5日間だったらAU$175ですしね。水道や電気やwi-fiも含まれていますし、まぁ良しとしましょう。

 

 

ちなみにその時に連れて行ってもらったシェアハウスはこんな感じ。このボロボロ三階建ての建物ですが、スーパーまで徒歩2分ほど

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そして外見とは裏腹に、中身は開放感があって広くて結構綺麗!

 

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ダーツやダンベル

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トレーニング器具も揃っています

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大き目のソファーもあります

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住んでいる人達が全員日本人なのもあって、小まめに掃除されているしキッチン周りは整っていました。

みんな仕事から帰ってきたら筋トレや柔軟をしています笑

 

 

ベランダからの景色

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部屋にクーラーも付いていて他の人達も良い人ばかりでとても良いシェアハウスだったのですが、金曜に到着して2日後になんと違うシェアハウスへの移動命令が、、、、

 

 

 

いきなり呼び出され面接開始

 

仕事開始の前日の日曜日。シェアハウスで寛いでいると急に日本人の方が僕を迎えに来ました。

どうやらコントラクターのクモックが召集しているとの事。

 

言われるがまま車に乗り込み到着した先には、そのコントラクターの他に若い日本人が3人、韓国人が2人、ヨーロピアンが1人と中国人が1人居ました。

何事かと様子を伺っていると、事前に渡された契約書やパスポート・宿代を出すように言われました。

 

そしてその後、

 

「今から英語で自分をアピールして下さい。どんな運動をしていたとか英語はどのぐらい話せるのか」

 

とクモックから英語で言われました。

彼女と一緒に居た韓国人が、とあるファームでの責任者で、面接後に僕含め新しく来た人の中から2人選ぶそうです。

 

各々が英語で自分にどんな経験があるか、どんな仕事が出来るかをアピールしました。

結果から言えば、その選ばれた2人は僕と若い野球好きな日本人でした。

 

ただ他の人もそれぞれ異なるファームに割り振られていたので「仕事は無い!」という状態にはなっていませんでしたよ。

 

ここでようやくどの人がどのファームに行くのかが決定し、それぞれに適したシェアハウスへ移動するよう命令されたのです。

 

 

スーパーの傍のシェアハウスは居心地が良かったけど移動命令が出てしまっては仕方が無い。。。
僕と野球好きの日本人の子が移動した新しいシェアハウスがこちら

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レッドハウスという名前でバナナファームの敷地内にあるシェアハウスです。

仕事場まで車で1分ほどで近いんですが、いかんせん街からめちゃくちゃ遠く、車が無いと何も買いにいけません

 

 

因みにこの建物、現在は僕含めて日本人が3人・韓国人が3人住んでいます。1階部分は物置で2階にしか人は居ません

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来た初日はベッドすらなかった僕の部屋。クーラーが付いていないけど一人部屋です。ありがてぇありがてぇ

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ベランダから外を見れば、そこは全部バナナファーム(=仕事場)

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もうバナナもファームも見たくなくなります、、、

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家のすぐとなりに電車が通っており、昼夜問わず一時間に一回ペースでクラクションを爆音で鳴らして行きます。いやがらせか!

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まぁ何もないのどかな所ですよ

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調理しているのが僕達のボスである韓国人。たまにこうやってサムギョプサルを作ってくれます

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と、こんな感じでファームジョブをゲットし、入居場所が決まりました。

因みに時給はオーストラリアの最低賃金であるAU$22.13(約1760円)、月~金が朝6:30~16:30で9時間労働、土曜日は6:30~12:00の5時間労働(休憩30分)。

一週間で50時間働く計算なので、ざっくり計算で約1100ドル(約8万8000円)/週。

 

ただここから宿代が195ドル、税金で約32%引かれる。食費も掛かるので手元に残るのは毎週500ドル程度みたいです。

この辺の給料事情は後々お伝えしていきますね!まだお給料が出ていないんで。

 

 

因みに、今回この面接(もどき)で一番印象に残ったのは“レジュメ(履歴書)が必要ない“ということです。

事前情報で色々調べていて、多くの人がレジュメを作ってばら撒いたみたいな話を目にしていましたが、ファームの仕事の場合は必要ないようです。少なくともここイニスフェルでは。

 

あと、結構な頻度で仕事をクビになったりします。

同じシェアハウスに居る日本人の子のファームでは仕事を任されてマイペースに音楽聴きながら仕事が出来るそうですが、ウチのファームはスピードや正確さを結構求められて、特に最初の2~3日は食欲が全く無くなるほどしんどかったです。飲み物しか受け付けませんでした。

 

そんなファームなので、僕も野球好きの日本人の男の子も真面目に働いていたのですが、ボスが「早く!早く!」とか「なんでまた間違うんだ!何故だ言ってみろ!」と何度も言ってきて男の子が焦ってしまいミスを連発。

結局働き始めて6日目(土曜日)の段階でクビになってしまい、昨日他のシェアハウスへ移動して行ったのです。。。

名目は「英語で意思疎通出来ないので日本人が多いファームへの移動」となっていましたが、コントラクターははっきりと「クビだ」と言っていました。

 

取り合えず一ヶ月働ければクビには中々ならないそうですが、、、まぁ頑張ります。

 

 

まとめ

 

一通り、オーストラリア到着⇒ファームの仕事開始までを纏めてみました。

仕事探しは色んな方法を試しましたけど結局人から紹介してもらうのが一番確実で安全だと思います。

また追々記事にしようと思いますが、ネット上での仕事だと紹介料としてAU$300請求されたりしましたし。。。

 

特に長年その土地に住んでいる日本人の方だと色々な情報を知ってらっしゃるので、そういう方とご縁があれば一番良いですね。もしくは同じ宿で出会って友達になった人が働いている場所を紹介してもらうとか。

 

 

まぁ何かしら参考になれば幸いです。

またチョコチョコこちらの生活をお伝えしますね!

 

ではでは!

 

 

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