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フランスのポワティエ大学へ留学する時の英語の申請フォームの書き方まとめ

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英語講師、心理士、谷川流足圧 踏み師。
各国の面白い出来事や、旅する為の情報を日々書いています。なんやかんやで英語指導暦15年以上。
カナダ留学→英会話講師→世界一周→ロシア→オーストラリアでワーホリ→ロシアの大学で講師業→スペイン→日本 (コロナ)→フランス。

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フランス、ポワティエ大学へ「1年間の語学コース」を申請する際に必要な英語の申請フォームの書き方をまとめています。

 

【関連】事前情報0の状態からポワティエ大学へ留学した手続き全てのまとめ

 

まずは申請フォームをオンラインでゲット

 

まずはポワティエ大学のホームページで申請フォームをダウンロードします。

 

こちらの「1年間のフランス語コース」のページの「pre-registration(事前登録)」の項目よりダウンロードすることが出来ます。

引用:ポワティエ大学HP:Full-time courses registration

因みに「in English」が英語の申請フォームです。

英語ではなくフランス語、スペイン語の方が宜しければすぐ右側の「in French」「in Spanish」から各フォームをダウンロードしてください。

 

※上記を含む「1年間のフランス語コース」のページの解説、申し込み方法等はこちらでまとめています

 

英語の申請フォームの書き方

 

それでは英語の申請フォームの具体的な内容と書き方をまとめて行きます。

 

上記でダウンロードした英語の申請フォームはPDF5枚に分かれています。

それぞれ1枚ずつ解説していきますね。

記入は全て英語で行うのでご注意ください。

 

 

1枚目:コース選択と支払い

 

まずはPDF1枚目から見て行きましょう。

(1)は大学側が記入する部分のため、何もチェックを入れる必要はありません

(2)は希望するコースの長さを選択します。
・「1年間(9~5月)」:€1,800(約27万円)
・「前期のみ(9~12月)」:€1,000(約15万円)
のどちらかを選択してください

(3)学費とは別に支払う料金
University fees (大学料金?学費と何が違うんだ?):€250ユーロ(約3万7500円)
CVEC (フランスの高等教育機関で勉強する際に必要な登録):€95ユーロ(約1万4250円)

 

(4)デポジット(申請時の預り金)の支払い方法€1000:約15万円)

デポジットの支払いに関する項目です。

================
・オンライン支払い(リンクをクリック)
・フランスの銀行の小切手
・外貨送金での銀行振り込み
================

の3種類の支払い方法があります。

一番上の「オンライン支払い」だとクレジットカードで決済出来て簡単だったので、僕はこれにしました。

 

(5)記入した日付とサイン

PDFに直接書き込めるソフトを使うなどして日付とサインを書いてください。

色々探した結果、僕は「Adobe アクロバット」というソフトで入力しました。

 

 

2)個人情報の記入

 

PDF2枚目は「個人情報の入力」です。


(6)ポワティエ大学の学生番号

既に学生として登録されているなら番号を記入します。

まだ登録されていない場合は空白で大丈夫です。

 

(7)個人情報の入力

・「F」(女性),「M」(男性
・名前(Family nameが名字)や生年月日の入力順(日/月/年)、住所の順番(番地、区、市、県、Japanという順)

などに注意しながら個人情報を入力します。

 

(8)フランスでの住居

フランスで滞在する場所の住所の入力欄です。

フランスに行く前に現地での滞在場所を決めるのは中々骨が折れます。

僕は事前にwork awayというサービスを使って現地のフランス人のご家族にお世話になる予定だったんです。

なので渡仏前に「大学と大使館に出す書類に滞在場所の登録をしたいから、住所と電話番号とメールアドレス教えてくれない?(汗)」とお願いして教えて貰いこの項目に記入しました。

※詳しくはこちら

 

住所を記入する為の他の手段としては
・フランス在住の知り合いが居たら住所の登録だけさせて貰う
・オンラインなどで何とか現地のアパートを探す(めっちゃ大変)
ホテルや安宿を予約しておいてそこの住所を書く(最終手段

辺りかなと思います。

 

(9)上記の住所に関連する電話番号とメールアドレス

滞在する場所(ホスト)の電話番号とメールアドレスを記入します。

個人宅ならそのご家族、アパートを借りるなら家主、ホテルや宿ならそこの連絡先、、という具合ですね。

 

(10)身体障がい等での特別なサポート

特別なサポートが必要な場合はチェックを入れます。

 

 

3)学位やフランス語レベル

 

PDF3枚目は「学位」や「フランス語レベル」に関してです。

(11)フランスでの状況、ステータス

5つのチェックボックスから一つを選びます。

それぞれの選択肢の内容は
================
・I am beneficiary of RSA
→「私はRSAの受給者です」(※RSA:積極的連帯手当、日本で言う生活保護のようなもの)

・I am registers at the employment center and I am compensated until ……
→「雇用センターに登録されており、(日時)まで補償されています」

・I am registered at the employment center but I am not compensated
→「雇用センターに登録されていますが補償はされていません」

・I have a professional activity
→「専門職、専門的な活動資格を持っています」

・Other, please specify …
→「その他、詳細をお書きください」
================

というものです。

僕の場合、「足圧」関連でフランスに行って活動することも目的の一つなので「その他」の項目の部分に

I intend to have a professional activity (part-time)
→「専門的な活動を行う予定です(時間報酬)」

と入力しました。

 

(12)高校卒業の証明

この項目、正しくは「最終的なセカンダリースクールの試験結果」「大学入学の為に必要とされるデイプロマ」の情報を入力する部分です。

日本人のほとんどの場合は「高校卒業資格」(大学に入る前の最終ディプロマ)で大丈夫かと思います。

 

・ディプロマ名は「High school diploma」(高校卒業証書)

・取得国は「Japan

・日付は高校卒業時の年と月(月/年 の順番)

を書きました。

 

 

(13)学位の選択

大卒以上の学歴がある場合は

・Bachelor’s degree : 学士
・Master’s degree : 修士
・PHD : 博士

の中から1つ選択し、

・入学から卒業までの年度と月
・卒業学部名
・大学、大学院名

を入力します。

全て英語表記で入力するので卒業学部の英語名が不明ならば調べると出て来るでしょう。

因みに「経営学部 経営学科」卒業の場合は「Business Administration」でした。

 

(14)フランス語レベルと学習経験

TCF / TEFなどのテストでのフランス語レベルを選択
→特にテストの経験が無い場合は「None (何も無し)」で大丈夫です

フランス語の学習経験を記入します(英語での入力)
→全くの未経験の場合は「No learning experience」などと入力すると良いでしょう

 

 

4)希望理由と大学のアドレス


 

PDF4枚目は「志望理由」に関してです。

(15)志望理由を数行で説明

ポワティエ大学の語学コース(今回の場合)を選んだ理由を説明します。

全て英語ですので、もし英語が得意でない場合は
・取り合えず日本語で箇条書き
→翻訳ツールで英語に翻訳
→身の回りの英語話者、英語が得意な人に見てもらう

というのが良いかと思います。

 

(16) 申請〆切りと大学のアドレス

この【事前申請】の申請〆切日大学のアドレスが書かれています。

今回の場合は2022年5月26日が〆切りでした。

申請書を全て記入し、デポジットの€1000を支払った後に↓の大学のメールアドレスに申請書デポジットの支払い証明を送付します。

(17)【受入許可証】に関する説明

ここでは【受入許可証】に関する説明が書かれています。

===============
・あなたの申請がスムーズに処理され次第【受入許可証】が送られる
・この【受入許可証】があれば、海外に滞在している際に大使館で「長期学生ビザ」を申請する事が出来る
・とても時間が掛かる場合があるので、可能な限り早めに大使館でのビザ申請の予約を取ってください
===============

という旨が書かれています。

※【参考】”一通りの準備が終わってから”「ビザ申請の予約」をしたら失敗した話

 

 

5)提出書類のリスト

 

PDF5枚目は「現地に到着してから提出する書類のリスト」に関してです。

特に記入する場所はありませんが、後ほど提出する書類のリストなので目を通している方が良いでしょう。

(18)現地到着後に提出する書類のリスト

上からそれぞれ内容を確認すると、

===============
・Proof of identity:身分証明書

・A certificated translation of the post secondary school~:フランス語に法定翻訳された高校卒業証明書
・A certificated ~ last academic diploma:法定翻訳された最終学歴の卒業証明書
・One ID photo :証明写真1枚
・IBANとBIC (もしくはSWIFT番号)が分かる(あなたの)フランスの銀行口座の証明書(キャンセルの場合の返金対応のため)
===============

です。

 

 

まとめ

 

以上、「ポワティエ大学の1年間語学コースに申請する際の英語フォームの書き方」に関してのお話でした。

 

特に「フランスでの滞在場所の住所記入」は大変かも知れませんが、一つ一つ処理して行けば何とか進めます。

参考になれば幸いです。

 

 

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