フランス、ポワティエ大学のフランス語コースの申し込み方法や【受け入れ許可証】の入手方法まとめ
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カナダ留学→英会話講師→世界一周→ロシア→オーストラリアでワーホリ→ロシアの大学で講師業→スペイン→日本 (コロナ)→フランス。
どうも、Tatです!
フランス、ポワティエ大学(Universite de Poitiers)でフランス語を学ぶために色々と調べております。
今回は
・ポワティエ大学で「1年間フランス語を学ぶコース」の申し込み方法と締め切り
・デポジット(預け金)
・長期学生ビザ(long stay VISA)の申請に必要な【受け入れ許可証】の入手方法
などの情報を出来る限り噛み砕いてお伝えします。
目次
ポワティエ大学の申し込みページはここから
今回ご説明する内容はポワティエ大学で1年間フランス語を勉強するコース、
「Full-time courses registration (フルタイムコースの申請・登録)」ページの内容です。
※2023年現在の最新ページです。異なる年度の場合はその年の最新ページをご参照ください
それでは内容を一つずつ見ていきましょう。
1)年齢など、フランス語コース申し込みの「条件」
まずはフランス語コース申し込みの「条件」を確認しましょう。
とは言ってもそれほど難しいものではなく、ほとんどの方が問題なく条件をクリアしていると思います。
先ほどのフルタイムコースの申請ページの一番上の項目ですが、ざっくり日本語に訳すと
・18歳以上であること
・高校卒業以上の資格・卒業証明があること
・国籍や現段階でのフランス語レべルは問わない
と書かれています。
うん、特に問題は無さそう!
18歳以上で高卒以上だったら大丈夫という訳ですね。
2)滞在するためのVISA(学生VISA)
次の項目は「学生VISA」に関するものです。
日本人の場合、基本的にヨーロッパ(EU圏内)ならば3ヶ月間はVISAが無くても自由に滞在することが出来ます(シェンゲン協定)。
ただ、今回のように3か月以上滞在する「1年の語学コース」を取る場合などはもちろんVISAを取得しなければなりません。
(フランス大使館でのVISA申請はめちゃくちゃ後の方ですので、今はスルーして大丈夫です)
下記の赤枠で囲っている部分をクリックすると、自分の国籍だとVISAが必要かどうかの簡易チェックが出来ます。(ここもスルーして大丈夫です)
※このページ内を説明中です
ちなみに、、、、
◆学生ビザはざっくり3種類◆
1)ビザ無し(~3か月)
・3か月までは日本人ならばビザ無しでヨーロッパに滞在出来ます(シェンゲン協定)
・旅行や数週間程度の滞在ならパスポートさえあれば大丈夫
ちなみにフランスのご近所、オーストリアなら6か月までビザ無しで滞在できるのも知っておくと良い情報ですね。
2)短期学生ビザ
・3か月以上~最大6か月まで滞在できる学生ビザ
・語学学校など短期コースで利用することが多い
・ビザの更新や現地で働くことは不可
・渡仏前に面接や大使館での申請が必要
3)長期滞在ビザ
・最大1年間まで滞在できる学生ビザ
・語学学校や大学、専門学校の長期コース向け
・生活費などを賄う為に週20時間まで労働可能
・ビザ延長や切り替えなど可能
・渡仏前に面談、大使館での申請が必要
僕は今回、1年間の語学コースに行く予定なので当然「長期学生ビザ」を取得します。
3)フランス在住 or 移民・難民?
次の項目ですが、こちらはほとんどの方に関係無い部分かと思います。
・もし(フランス滞在許可が出る)特別な職能や専門性が無い場合、RSAを受け取っていない場合は次の項目に進んでね!
・移民・難民の方はこのページの最後のセクションに飛んで、まずは相談してね!
と言った内容です。
普通にフランスに留学したいだけの日本人でしたら特に当てはまる項目は無いので、ササっと次の項目に行ってしまって大丈夫です。
4)事前登録、仮申請
続いて「事前登録」の部分です。
こちらは申請するにあたって必須の部分ですので、しっかり確認しておきましょう。
この部分は4つの項目に分かれており、それぞれ
1)スケジュールと申し込み〆切日
2)事前申請フォームのダウンロードと記入、送付するメールアドレス
3)デポジット(預け金)1000ユーロの支払い方
4)登録証明書が発行、送付される
という内容になっています。
それぞれを詳しく見てみましょう。
1)スクールカレンダーと締め切り
上の画像の①、「See the calendar 2023-2024」のリンクをクリックすると、
今年度のコースの種類と期間、そしてそれぞれの申請〆切りが書いてあります。
2023年9月からの1年間コースの〆切は【2023年5月26日】でした。
ちなみにクリックした先の画面で確認出来ますが、「前期だけのコース(First term)」や
「後期だけのコース(Second term)」もあります。
もちろんこれは2023年現在のものです。
申請する年度によって〆切日は変更されるので、ご希望のコースの最新年度の情報をチェックしてくださいね!
2) 英語での申請フォームの作成
続いて、英語の申請フォームの記入と申請(下記画像の②「2. Fill and send to ~」の部分)を見ていきましょう。
「in English(英語の申請フォーム)」の部分をクリックすると、申請書類のPDFをダウンロード出来ます。
そのPDFに名前や住所を直接記入して、そのPDFを「2.Fill and send to “centre.fle@~”」の部分に書かれているアドレスにメールで送付すればOKです。
英語申請フォームの記入の仕方は別の記事でご紹介します。
ただいま記事作成中……
因みになんですが、日本の役所や大学と違って海外の公的機関は「正しい場所に正しい提出をしないと無視」してきます。
丁寧に「こちらですよ」なんて案内はほとんど期待出来ません。
なので、僕はこの申請フォームを記入・送付する前に上記のアドレスにいくつか質問を送りました。
無事にメールで回答が来たのですが、回答内容そのものよりも「無事にメールが届くこと」「担当者の名前が分かること」が大事だったんですね。
念のため、事前にメールを送っておくと安心ですのでオススメです!
3) デポジット(1000ユーロ)の支払い
続いて画像の③、「3.I pay the deposit of €1,000」の部分を見ていきましょう。
こちらは簡単で、「Online payment: https~」の部分をクリックして進めばクレジットカードで支払いが出来ます。
2023年現在、€1,000は14万円程度なので中々の大きな出費ではあるかもしれませんが、ここは必要経費だと思ってガンッと支払ってしまいましょう。
ちなみにクレジットカードでの支払いの他に
・(フランスの)銀行からの振り込み
・小切手での支払い
なども可能な様子ですが、まだ現地に行ってすらいないのでフランスの銀行口座を持っているハズもないですしね。
クレジットカードで支払うのが一番無難かと思います。
4)登録証明書が発行される
お疲れさまでした!
ここまでで一旦「事前申請、仮登録」の手続きは終了です!
あとは申請フォームを送ったアドレスから「registration certificate(登録証明書)」が送られてきますので、それを待ちましょう。
この「登録証明書」が、長期学生ビザ(long stay VISA)の申請に必要な「語学学校からの受け入れ許可」「仮登録証明書」などと呼ばれるものです。
これを使って次の申請を進めていきましょう。
まとめ
以上、ポワティエ大学の1年間の語学コースの情報や「受け入れ許可証」に関するお話でした!
色々な申請が必要で大変ですが、少しずつ着実に進めていきましょう。
引き続き、可能な限り詳細な情報をお届けしますね!
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