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【関西学院大学】の英語民間試験を使った入試情報まとめ【英検・GTEC】

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各国の面白い出来事や、旅する為の情報を日々書いています。なんやかんやで英語指導暦10年以上。
カナダ留学→英会話講師→世界一周→ロシア→オーストラリアでワーホリ→ロシアの大学で講師業→スペイン→日本。

帰国後は神戸のとある塾で英語の授業を行ったり、プロファイリングによる心理カウンセリングを行ったりしています。
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英検やGTECなどの「英語民間試験の導入」が延期されるというニュースで大騒ぎになりましたが、実は多くの大学で既に「英語民間試験」は導入されています。

 

今回は関西の主要私立大学のひとつである関西学院大学の英語民間試験の活用方法に関してまとめました。

 

 

 

GTEC1190点以上、英検準1級でセンター試験英語が不要になる

 

関西学院大学の入試で英語の民間試験が使える入試は

「センター入試 英語検定試験活用型(1月出願 / 3月出願)という種類の入試です。

 

 

これはセンター試験の中で得点の高い3つの科目を活用して出願する入試ですが、下記の英語民間試験のスコアや資格を取っておくと英語の科目が不要になります。

参照元:関西学院大学ホームページ大学入試センター試験を利用する入学試験(1月出願・3月出願)

 

「英語民間試験の導入」で騒ぎになったのもあり、一番身近なのは赤枠の「GTEC」「英検」ではないでしょうか。

 

 

 

色々書かれていますが、めちゃくちゃざっくり要約すると

センター入試 英語検定活用型

・センター試験3科目の受験(英語・国語・その他1科目)

GTEC1190点(1400点満点)、英検準一級、その他の上記英語試験のスコアを持っていたらセンター3科目の内、英語のテストは受ける必要がない

・1月の出願、3月の出願がある

・国語は「現代文」+「古文or漢文の得点の高い方」が使われる

・センター利用のみなので大学入試日に実際に受ける試験は無い

というものです。

 

 

、、、とは言うものの、他の有名大学のようにセンター試験英語が「みなし満点になる」ではなくて「不要になる」とはどういうことでしょうか?

実際に関西学院大学の入試課に電話で問い合わせて聞いてみました。

(関西学院大学ホームページ「ご意見・ご質問」)

 

 

 

 

英語試験のスコアの優位性は特に無さそう

 

「センター英語が不要になる」とありますが、これはセンター試験の英語科目が「みなし満点」になるということでしょうか?

Tat

いえいえ、文字通り「不要」になります。
センター試験の英語を受けていなくても出願が出来るということですね

入試課の女性

 

これだけ聞くと「あぁ、そうなのか、、、」で終わってしまいますが、これでは英検準一級やGTECの高いスコアを取るメリットがありませんよね。

 

 

だって、仮に「センター利用+英語民間資格」の入試の合格点数が最低得点率が70%の場合、

 

・もし「みなし満点」になるなら

というように、英語以外のセンター試験2科目の得点率が最低55あれば合格になるのでメリットがめちゃくちゃあります。

前もって英語が満点になることが分かっているので他の科目の勉強に時間を費やせますし、そもそも2科目の点数が半分ちょっとで合格になるなら楽ですよね。

 

 

 

しかし「みなし満点」ではなく「英語の試験が不要」になるのであれば、

 

というように、とてもハードルの高い「英検準一級」や「GTEC1190点以上」を取るほど英語が出来ているにも関わらず、この入試の基準では合計得点率はたったの55%で不合格になります。

 

 

 

 

英検準一級やGTEC1190点も取れるほど英語が出来る生徒なら、センター試験(大学共通試験)で90%以上、少なくとも80%以上は実力で軽く取れると思います。

 

ならばこの英語試験活用型ではなく、普通にセンター3科目の出願をすれば

 

というように、他の科目が最低60%程度取れていれば十分合格出来ます。

 

 

あれ、、、
じゃあ普通にセンター試験(大学共通テスト)を受ける方が良いのでは、、、?

Tat

 

 

もちろん今回は分かりやすく「合格得点率70%」に固定してあるものなので実際はその年度によって合計得点率が変わりますが、「センター+英語民間試験型」のメリットが無いのではないかという疑問は晴らせませんでした。

強いて言うのであれば、もしセンター試験本番の英語で大失敗してしまった場合に「その失敗を不問に出来る(=英語試験が不要)」という「デメリットを除去できる」という部分においては意味があるのかな、、、とは思いますが、、、

 

 

結局「英語試験活用型」のメリットはあるの?

 

また、他のことに関しても電話で聞いてみました。

この「センター入試+英語検定活用型」は
他の「センター3科目型」「センター5科目型」の受験生と同じ枠を取り合いますか

Tat

そうですね、他の受験生と同じ枠内ですね。
「センター入試+英語検定活用型」の受験生のみの合格枠というのはありません。

入試課の女性

 

 

英検準一級とかGTEC1190点ってとてもハードルが高いじゃないですか?
でもみなし満点ではなく「不要」になるだけ、そして他のセンター利用型の受験生と同じ枠を争うんですよね?
では、それを取った上で受験するということにメリットはありますか?

Tat

えーと、そうですね、もちろんそれらの英語民間試験を加味した上で合否の判断をさせて頂きますが、細かい合否基準に関しては申し訳ありませんが公表できない情報でして。。

入試課の女性

 

 

えーと、では英語検定活用型で受験する方が不利になってしまうのではないかなーと思うのですが、、、?

Tat

どちらが有利・不利というのはありませんが、「センター試験英語受験する3科目(or5科目)型」「センター試験+英語検定活用型」のどちらで受けられるかは受験される際に考えて選択して頂ければと思います。

入試課の女性

 

 

「センター試験+英語検定活用型」は1月出願のみですか?
3月出願の時も使えますか?

Tat

そうですね、英語検定活用型は1月出願のみになっております。

入試課の女性

 

 

ということで、お電話で確認した段階では「わざわざ難しい英検準一級(GTEC1190点以上etc)を取って「センター+英語試験活用型」を受験するメリットは無いなー」と思いました。

 

 

 

実際の1月出願の合格率

 

実際にセンター利用、センター利用+英語資格型の入試の競争率(合格率)(2019年度)も公開されていたので載せておきます。

参照元:関西学院大学ホームページ2020年度入学試験要項 (PDF)

 

学部や年度によって違いはありますが、1月出願の合格倍率はおおよそ3~6倍程度ですね。

この公表されているデータを見る限りでも「センター3科目型」と「センター+英語活用型」は同じ枠内で合否を判断されていることが分かります。

 

 

 

因みに一般入試の場合

 

 

参照元:関西学院大学ホームページ2020年度入学試験要項 (PDF)

 

というように、

大体が70%程度の得点率で合格しています。

競争倍率も、学部や年度によって変わりますが多くが2.4~4.4程度です。

 

なので、少なくとも「関西学院大学の入試に合格する為に、英検準一級などの英語民間試験を受けておく」ということに意味は無いと言えるでしょう。

 

 

もちろん他の大学の入試でそれらの英語民間試験のスコアが「みなし満点」になる場合も多々ありますし、今後必要になってくる実践的な英語力を高める為に英語民間試験を受けるのは良いと思いますけれども。

ただし、あくまでこれらは2019年度のものであり、2020年度から開始される「大学共通テスト」が試行されてからは異なる結果が出る可能性があります。

 

 

特に大学共通テストでは、今までのセンター試験とは異なり英語科目のリーディングとリスニングの配点が同じ(それぞれ100点ずつ)になるので少なくともリスニング対策は必須でしょう。

それにあわせて関西学院大学の一般入試も変化していくかどうかは、現時点では分かりませんが。。。

 

 

 

まとめ

 

以上、【関西学院大学】の英語民間試験の活用に関してのまとめ(2019年11月11日現在)でした。

 

もし関西学院大学が第一志望ならば、英検やGTEC対策(特にスピーキングとライティング)に割く時間を入試対策に使う方が良いのかなと思います。

ぜひご自身の志望校にあった対策を取ってくださいね。

 

因みにセンター試験廃止後の「大学共通テスト」や「英語民間試験導入の延期」に関しても纏めていますので、気になる方はこちらもどうぞ

 

 

ではでは。

 

 

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