元英会話講師が伝えたい!英会話に週一で通っただけじゃ英語を話せるようにはならない理由
各国の面白い出来事や、旅する為の情報を日々書いています。なんやかんやで英語指導暦15年以上。
カナダ留学→英会話講師→世界一周→ロシア→オーストラリアでワーホリ→ロシアの大学で講師業→スペイン→日本 (コロナ)→フランス。
今年こそは英会話学校に通って英語ペラペラになってあわよくば外国人の友達や恋人を、、、!!
うむ、その意気や良し!!
どうも、元英会話講師、なんやかんやで英語指導暦10年目突入のTatです。
いきなりですが英語、流暢に喋りたいですか?
元旦に「今年こそは英語をしっかり勉強する!!」なんて書いた方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
いや、その心意気は素晴らしいです!
本気で英語を勉強したい人を僕は全力で応援しますし、お話出来る事ならなんでもお伝えさせて頂きます!
ただね、本気で英語を勉強し始めている方が居る一方で英会話学校に通うだけで満足しちゃっている方、居ませんか??
ドキッとした貴方、そうあなたです!!
今回はそんなドキッとしたあなたにも、英会話学校に通おうか迷っているあなたにも、元英会話講師の僕が
「英会話学校に週1回通うだけじゃ英語を話せるようになんてなりませんよ」
というお話をしたいと思います。
目次
具体的に時間換算してみると、、、
例えばあなたが週一回、1時間の英会話に通っているとしましょう。
毎週外国人の先生と英語でなんとかコミュニケーションを取って、満足感も得られて。
少し出た宿題をやってまた次の週に英会話。 実際にこのように、継続して毎週英会話にチャレンジしているのは素晴らしいです! でも、こんな風に感じたこと無いですか?
「イマイチ上達してる気がしないなー」
これね、よくよく考えれば当たり前なんですよ。
思っているより英語に触れている時間は少ない
さて、ではちょっと計算してみましょうか。
英会話学校は多少差はありますが、一年を48週で計算してカリキュラムを立てている場合が多いです。
これは特別な講習などは除く毎週決まった時間のレギュラーのコースの場合。
では週一で一時間のレッスンに通っている場合、単純計算で
48週×一時間=48時間
つまり、 一年間通って48時間=2日間分しか英語の練習が出来ていないんです!
たった2日分ですよ!!
英語圏に3泊4日で旅行に行って英語で会話してみるのよりも短いんです!
じゃあ英会話学校に通うのは無駄なのか? そんな事はありません。 大事なのは“この限られた英会話の時間をどう使うか”です。
大事なのは授業外の時間
英会話学校に通いそこで勉強するのももちろん大事ですが、特に大事なのは授業以外で英語に触れる頻度です!
例えば、僕が英会話学校で働いていた時は生徒に「終わらせられる量で可能な限り大量に」宿題を出していました。
英語の勉強というとどうしても文法や読解メインになりますが、親御さんにご協力頂いてリスニングや英語表現を暗唱する等、”音”で頭に入れてもらうようにしていました。
学校に毎週来て貰っても一年で合計2日分しか英語に触れさせてあげられないので、学校以外でも可能な限り英語に触れてもらうように心がけていました。
ここがポイントなのです! いくら英会話学校に通っても、学校以外の所で英語を使おうとしない限り何年通っても時間とお金の無駄でしょう。
逆に学校以外の所で英語を使おうとする生徒はグングン伸びます。 僕が居た英会話学校では、小学生4年生の段階で準2級、小6~中学生の段階で英検2級を取得している生徒がごろごろ居ました。
しかもその子達の主な得点源はリスニング。
彼らは小さい時から毎週外国人の先生と会話し、家に帰ったあともお母さんと自然に英語学習をしていたので、英語をスラスラ読むことは出来なくとも”この単語・表現を聞いたことがある!”というような音から体得した知識がめちゃくちゃ沢山ありました。
なので、文法の理解があまり追いついてなくても”読めたら(=発音が分かれば)問題を解ける”という状態になっていたのです。
英語を沢山聞いて話して、そして読み書きの能力を付けて行く、、、つまり英語のネイティブの子供と同じように自然に英語力を付けて行くプロセスを辿っている訳ですね。
そして、もちろんこの理論は大人の方にも当てはまります。 英会話の”授業のみで学習する”のではなく、”授業以外でも普段から学習して授業を活かす”ようにしてみて下さい。
例えば
・毎週英単語を30語覚えて英会話の授業で使ってみる
・友人や子供などと簡単な英語のゲームをしたりクイズをしたりする(←可能なら英語を教えてあげる)
・普段のちょっとしたスキマ時間にスタディサプリ ENGLISH というアプリを使って英会話の為の語彙力や表現力を上げる(←コレめっちゃ使いやすい!)
、、、などなど 別に手段は何でも良いのですが、要はインプットばかりじゃなくアウトプットがとっても大事ですよ!ってことです。
「授業で知識をインプットする」のではなく
「授業外でインプットした知識を週一回の授業でアウトプットする」
といった意識を持つと、めっちゃ上達しますし勉強してて楽しくなってきます。
あとは、理想を言えば普段の生活で外国人と話す機会を作って、会話してみた時に“言いたいのに上手く言えなかった表現”をメモしておいて授業で質問する、というのも良いですね。
でも
外国人と話す機会なんか無いわぁあぁぁぁぁあぁあ!!
たかし
という方もいらっしゃると思います。
でもそういった貴方の為にワタクシ書いてますがな!
国内で外国人と友達になれる場所&アプリを一記事に纏めて書いてますがな!
あとは、実際に僕が日本国内で”外国人と出会える場所”に行った時の記事『簡単に外国人と友達になれる「meet up」を利用したら一瞬で7人友達が出来た in 神戸』も参考になると思いますので見てみて下さいな。
ミートアップ、超便利で楽しいですよ!
普段の生活の中にチャンスはいくらでも転がっているんですぜ。
理想はさっさと英語圏に行く事、でも国内でもチャンスはある
ここまで英会話の授業の有効利用方法をお話してきましたが、極論を言えば海外に留学してしまうのが一番早いです。
「お金が掛かる!」と思いますか?
でも週一で英会話に通って居たとして、一年間で支払うお金はいくらぐらいでしょう?
月に1万5000円だとしても1年で18万円。
身近な所でいうとフィリピンのセブ島なんかだと18万円あれば2~3週間ぐらい、宿と食べ物と英語のプライベートレッスンを毎日つけられますよ?
しかも勿論常に英語が飛び交う環境に身を置くことが出来ます。
英会話学校に行く事を否定しているんじゃありません。
もし通うなら授業以外の時間も英語に触れる環境を作って、本気で学習した方が良いと言いたいのです。
もし何となく「英語が話せたらなー」程度で英会話学校に通うだけになってしまっているなら、思い切ってプチ留学とかワーキングホリデーなどで海外に行った方が早いです。
長い目でみたら必要な経費はあまり差がないでしょう。
もしワーホリに興味があるならば、2016年10月からオーストラリアにワーホリに行ってファーム仕事をしていたので、現地での仕事の見つけ方とか現地の様子を記事にまとめている物があります。
良かったら参考にどうぞ。
⇒オーストラリアのバナナファームで10ヶ月働いてる時に書いた記事一覧
ただ、 「授業外に自分で勉強!!」とか 「頑張って早めに海外に行ってしまえば良いのです!!」とか 「外国人と知り合いなさいな!!」とは言うものの、現実問題として
でも仕事とか生活があるからそんなに長期間海外なんか行けないし、いきなり外国人と友達になるのも難しそう、、、、
旅行大好きお姉さん
そもそも海外に行ったり外国人の友達を作りたいから日本で英語を勉強したいのに、本末転倒になっとるやんか、、、
外国人と知り合いたいお兄さん
という方が多数いらっしゃるのも事実だと思います。
そういう場合には個人的にスタディサプリENGLISH パーソナルコーチプラン がオススメです!
時間や場所を問わず実用的な英語の勉強が出来るのはもちろん、プロの英語のコーチが貴方専用のプランを考えてくれますし、且つ質問や勉強の進展状況にもしっかり対応してくれます。
これである程度の英語力を先に付けておいて、後は外国人が居るバーやミートアップにでも突撃して練習あるのみ!
まとめ
ということで
「英会話に週一で”通っただけじゃ”英語を話せるようにはならない理由」
のお話でした。
この記事が「本気で英語を学びたい方」のお役に立てたら幸いです。
ではでは!
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