【英語】日本語とはどう違う?アルファベットe、i、uの発音方法まとめ【フォニックス】
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カナダ留学→英会話講師→世界一周→ロシア→オーストラリアでワーホリ→ロシアの大学で講師業→スペイン→日本 (コロナ)→フランス。
今回は“e、i、u“の発音方法に関して確認していきましょう。
いよいよ一文字のアルファベットの最後!よっしゃ!
前回は母音の”a、o”に関してお伝えしましたが、今回お伝えする残りの母音“e、i、u”は前回に比べるととーーーーーっても簡単です!
なのでサクサクっと発音方法を知って習得してしまいましょう!
ちなみに軽く復習。
こんな感じで、
①日本語の「あ」の発音よりも口を大きく開けて発音するのが「a、o」
②日本語の「あ」の発音よりも口を小さく開けて発音するのが「e、i(y)、u(w)」
でしたね。(この絵めちゃくちゃお気に入り)
ではでは、今回は②の日本語の「あ」よりも口を小さく開けて発音するアルファベットを見ていきますよー!
目次
“e”の発音方法(有声音)
まずは”e”の発音から見ていきましょう。
e の発音はカタカナで書くと「エッ」。
発音記号は【e】or【ɛ】
具体的な【e】の発音方法は、
・口角を軽く上げるイメージで口の両端を横に引き
・するどく「エッ」と発音する
これが【e】の発音です。めちゃくちゃ簡単でしょう?
日本語の「え」は口元がリラックスしているのに対し、英語の【e】は口を横に引いてするどく発音するのが特徴です。
アルファベットの音そのものは日本語とそれほど変わりませんが、英語を話す時に他のアルファベットとの音のつながりに作用してくるので口の形はきちんと覚えましょう。
~単語で練習~
・elbow (エルボゥ) 【élboʊ】
・trend (トレンド) 【trénd】
・elephant (エレファント) 【éləf(ə)nt】
【ひじ、傾向、ゾウ】
ー【e】と【ɛ】の違いー
・【e】→アメリカ発音。日本語の「エ」に近い音
・【ɛ】→イギリス発音。【æ】に近い【e】の音
【æ】の発音はこちらを参照
※フランス語などでは【e】と【ɛ】は明確に区別しているので、そういった言語が母国語の人用に異なる表記がありますが日本人にとっては大差なく、これらの音の違いを気にする必要は特にありません。
発音記号の意味や音を理解したい方用の補足説明ですので興味がない方は取りあえず【e】を覚えておけばOKです。
“i”の発音方法(有声音)
i の発音はカタカナで書くと「イッ」。
発音記号は【I】
発音方法は、
・先ほどの【e】と同じように口角の両端を引いて
・「エ」の発音の口で「イッ」と発音する
これが【I】の発音です。 この音も発音しやすいですね!
ポイントとしては、”「エ」の口をしながら「イッ」”と発音する時に舌の真ん中が上あごに近づいているのを意識することです。
絵で説明するとこんな感じ↓
なんというざっくりした芸術的な絵でしょう、、、!
~単語で練習~
・insect (インセクト) 【ínsekt】
・kick (キック) 【kík】
・image (イミッジ) 【ímɪdʒ】
【昆虫、蹴る、想像する】
※【I】から始まる単語の場合は”「エ」の口で「イッ」”で良いのですが、【I】が単語の中にくる場合(win、possible、tennisなど)は口の形はそれほど気にせず「イ」と発音すればokです。
いちいち「エ」の形にしていたら不自然な発音の仕方になるので。【I】よりも子音(母音以外のsとかwとか)を綺麗に発音するよう意識しましょう。
【I】のフォニックスの理解を深めたい人のための3つの情報
基本的な【I】の音は上記の分で良いのですが、ここでは発音記号を理解したい人やしっかりフォニックスを理解したい人のためにもう少し掘り下げて説明します。
わしゃ発音が知りたいだけで、細かいルールは特に気にせんよ
近藤さん
という方は読み飛ばして貰ってok! 詳しく知りたい方はどーぞ↓
①【I】が y にも適用される場合
yにアクセントが無い場合に y=【I】と発音する場合があります。
詳しくは【英語】目指すは羽ばたく虫の音!アルファベット”Z、Y、J”の上手な発音方法【フォニックス】参照。 例)
・happy (ハッピィ) 【hˈæpi】
・lucky (ラッキィ) 【lˈʌki】
・bicycle (バイシクル) 【bάɪsɪkl】
【幸せな、幸運な、自転車】
②-nd の前の i は殆どの場合「アイ【άɪ】」という i のアルファベット読みになる
-ndで終わり、-ndの前に i がある場合は i はアルファベット読みの「アイ【ai】」になります。
例)
・find (ファインド) 【fάɪnd】
・kind (カインド) 【kάɪnd】
・mind (マインド) 【mάɪnd】
【見つける、優しい、気にする】
③ i 以外の他の母音にアクセントがある→あいまい母音になる
i にアクセントがない場合、i はあいまい母音(ハッキリとした発音をしない音)になります。
例)
・April (エイプリル) 【éɪprəl】
・holiday (ハリディ) 【hάlədèɪ】
・tennis (テニス) 【ténɪs】
【4月、休日、テニス】
“u”の発音方法(有声音)
u の発音はカタカナで書くと「ア」
発音記号は【ʌ】。
発音方法は、
・「鍵をかけ忘れた」など、何かを思い出したときに言う「あっ!」をそのまま言う
この何かに気付いた時の「あっ!」がそのままフォニックスの u 【ʌ】です。
日本語の「あ」よりも口の形は少し小さく、ちょっとだけ鋭い音ですね。 めっちゃかんたーん!!
~単語で練習~
・up (アップ) 【ˈʌp】
・umbrella (アンブレラ) 【ʌmbrélə】
・study (スタディ) 【stˈʌdi】
【上へ、傘、勉強する】
“u” のあいまい母音のパターン
繰り返しお伝えしていますが、母音にアクセントが無い場合あいまい母音(ハッキリ発音しない音)になることがよくあります。
“u” も勿論あいまい母音になるので、単語で例を見てみましょう。
“u” にアクセントがなく、弱い「ア」の音になるパターン
・suppose (サポーズ) 【səpˈɚʊz】
・sustain (サステイン) 【səsteɪn】
・album ((ェア)ルバム) 【ˈælbəm】
【想定する、維持する、アルバム】
まとめ
以上、e、i、u のフォニックスの発音方法でした!
レベル1からこの記事まで全てご覧になった貴方は、基本的な一文字のアルファベットの発音を全て学習したことになります。 お疲れ様でした!(* ̄▽ ̄)
全てを完璧に覚えていなくても、今英単語を見たらどのように発音するかが何となく分かるようになっているのではないでしょうか?
a・u・o は日本語で書くと全て「ア」ですが、それぞれの音が異なるものだという事を理解できているなら上々です!(また別の記事で改めて書く予定ですけどね)
この一文字フォニックスの知識を持ちつつ、意識しながらスピーキングの練習をすると今までの英語学習とは比べ物にならないぐらい早く「外国人に伝わる英語」を話せるようになります。
一度に全てを完璧にする必要はありません。
筋トレのように、少しずつ少しずつ発音を確認しながら英会話練習をしてみてくださいね!
ではでは!
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