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【フォニックス】まずはここから!初心者にも簡単な英語の発音練習”S, K, C”

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英語講師、心理士、谷川流足圧 踏み師。
各国の面白い出来事や、旅する為の情報を日々書いています。なんやかんやで英語指導暦15年以上。
カナダ留学→英会話講師→世界一周→ロシア→オーストラリアでワーホリ→ロシアの大学で講師業→スペイン→日本 (コロナ)→フランス。

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どうも、言語教育屋のTatです!

 

今回は英語のアルファベット3文字、【S】【K】【C】の綺麗な発音の出し方に関して可能な限り噛み砕いて纏めててみました。

めっちゃ簡単なのでサクサクッ!と習得していきましょーう( ̄ー ̄)bグッ

 

 

無声音って何だ?

 

発音練習の前に、ちょっと知っておいて欲しいこと。

それは無声音

 

 

無声音って聞いてことがありますか?

ざっくり言えば、喉が振動せずに出る音のことです。

 

例えば、今舌打ちしてみて下さい。

((  ー̀дー́ )チッ!←こんな感じ

 

 

次に自分の喉を触りながらもう一度舌打ちしてみて下さい。

音は出てるけれど喉は振動していませんよね?

この喉を振動させずに出す音が無声音と呼ばれるものです。

 

反対に、音を出した時に喉が振動するのは有声音です。

 

 

英語は無声音有声音の組み合わせで出来ているのですが、日本語って基本的に全部有声音なんですよね。

母音である”あ~お”って全部有声音なんですよ。

 

そんな”あ~お”のいずれかが日本語の50音全ての文字に含まれているんです。

例外の“ん”でさえ喉が振動しますしね。

 

 

つまり何が言いたいのかと言うと、無声音と有声音の組み合わせで出来ている英語を、有声音だけで発音しようとするから日本語発音の英語になっちゃうんですねって事です!

 

なので、綺麗な英語の発音を習得するために、まずは”無声音”をしっかり意識して発音出来るように練習して行きましょう。

 

 

 

1)”S”の発音の仕方(無声音)

 

Sの発音はカタカナで書くと「ス」という音です。

発音記号は【s】。

上下の前歯を合わせて歯の隙間から空気を出すとガス漏れの様な音が出ますが、その音が s です。

 

「内緒」のジェスチャーで出す「シー」という音を「スー」という音に変えた感じですね。

無声音なので喉が振動しないように注意。

 

 

では単語で練習してみましょう。喉に手を当てながらそれぞれ声に出して3回読んでみて下さい。

(初級では分かりやすさを優先するため発音をカタカナで表記しています)

・cost  (コスト)【kˈɔst】

・risk (リスク)【rísk】

snake (スネイク)【snéɪk】

[費用が掛かる、リスク、へび]

 

ちゃんとそれぞれの「ス」の所で喉を振動させずに発音出来ました?それなら完璧です!

 

因みに s は「ス【s】」という音と「ズ【z】」という音がありますが、それに関してはまた後ほど別の記事で説明しますね。

 

 

2)”K”の発音の仕方(無声音)

 

kの発音はカタカナで書くと「ク」という音です。発音記号は【k】。

無声音ですので喉は振動しません。

dʒəpˈæn

喉に手を当てながら、ドラマや漫画なんかで悪人が笑うような「クククク」という音を出してみて下さい。

普通に「ク」と発音すると喉が振動するかもしれませんが、あくびやうがいをする時に力が入る喉の上の方の部分から音を出すようにすると喉が振動しません。

喉が振動せずに「ク」という音が出ていたら、それが k の正しい音です。

 

~単語で練習~

・pink (ピンク)【píŋk】

・speak (スピーク)【spíːk】

・rock (ロック)【rˈɔk】 ⇒※ckとkは同じ音

[ピンク色、話す、岩]

 

これも s と同様、「ク」の場所で喉が振動していなければokです。

 

 

 

3)”C”の発音の仕方(無声音)

 

さて、最後のアルファベット には2つの発音があります。

・1つは”“と同じ「ス【s】」

・もう1つは””と同じ「ク【k】」

 

それぞれの音はすでにお伝えしているので大丈夫ですね。

 

でも2つも音があったらどっちで発音すれば良いか分からんじゃないか!

近藤さん

 

という声が聞こえてきそうですが、ご安心を。

 

どんな風に使い分けをするかざっくり簡単に言うと、

1)cの後にa, o, u が来る⇒「ク【k】」の音になる、文字の最後に来るcも「ク【k】」

2)cの後にe, i, y が来る⇒「ス【s】」の音になる

 

 

 

単語で例を見てみましょう。

 

1)cの後にa, o, u が来る⇒「ク【k】」の音になる、文字の最後に来るcも「ク【k】」

cup (カップ)【kˈʌp】

come (カム)【kˈʌm】

・Picnic (ピクニック)【píknɪk】

・Ma(マック)【mˈæk

【カップ、来る、ピクニック、マック(人名)】

 

2)cの後にe, i, y が来る⇒「ス【s】」の音になる

city (シティ)【sɪti】

center (センター)【séntə】

・rice (ライス)【rάɪs】

・peace (ピース)【píːs】

【街、中央の、米、平和】

 

基本的にはこのルールが適用されますが、例えば  picture  のようにどちらのルールにも適用されない単語もあります。

なので「絶対このルールを暗記しなければいけない!」というように意識する必要はなく、参考程度にしておいて下さい。

 

まずはアルファベット1文字ずつを綺麗に発音出来るようになって、それらを繋げて外国人に伝わるように英単語を発音出来るようになるのが目標です。

 

 

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まとめ

 

以上、”s”、”k”、”c”の発音の仕方のまとめでした!

 

英語は一朝一夕で綺麗に喋れるようになるものではありませんが、こういった発音の知識を知った上で練習するのと知らないで練習するのは本当に雲泥の差があります。

極端な話ですが、英語圏に数年住んでいるのに日本語発音から抜け出せていないという人と何人も会った事があります。

 

またどこかの機会でお話しますが、僕もたかだか “w” の一文字の発音を綺麗に出来るようなるまで3ヶ月間掛かりました

たかが1文字のアルファベットの音3ヶ月間ですよ!笑

しかも当時、カナダに留学していた時なので完全に英語環境に囲まれている上で3ヶ月です。

 

ずっと日本語しか話してこなかった人が英語を話せるようになるのはやはり時間が掛かるものなんですねー

 

ただ一方で、綺麗な英語を話せる人は意識的にせよ無意識的にせよ、大半の人がこの”アルファベット1文字の音がどういう音なのか”を理解しているのも事実です。

近道かどうかは別として、フォニックスを知る事が綺麗な英語を話す上で必要なのは確かです。

 

 

今後それぞれのアルファベットの音を紹介して行きますので、一緒にちょっとずつ自然な英語の発音に近づいていきましょうね。

少しでもこの記事が、これを読んで下さった貴方の英語学習の助けになれば嬉しいです。

 

 

ではでは!

 

 

 

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